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まるで花人間 頭に生け花…"フラワーアート"で世界へ「GANON FLORIST」清野光さん #BOSSTALK

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 頭に生け花を飾るパフォーマンス「HANANINGEN(花人間)プロジェクト」で世界的に注目される札幌のフローリスト、清野光さん。フラワーアート集団を率い、海外でも活躍する清野さんに、北海道が目指すべきブランディング策やクリエイター育成方法を聞きました。

パンクロックからフラワーアートへ…転機は東日本大震災

フラワーアートへ進んだ経緯を語る清野さん(左)

フラワーアートへ進んだ経緯を語る清野さん(左)

――収録の直前にフラワーアートを作っていただきました。どういうイメージでつくりましたか?
 緑や青、紫が似合うのかなと思っていて。勝手に想像し、春の花で作ろうかなと思い、スッと取ってやってみました。

――子どものころからお花が好きだったんですか?
 まったく縁もゆかりもない中でやってますね。

――子どものころに熱中していたものは?
 音楽ですね。中学生からパンクロックをやっていて。毎日ライダースを着て、髪もチリチリのドレッドスタイルで。そういう高校生でした。

 若い時は、どんな大人になれるんだろうという迷いの中で、アンチテーゼのような世界でパンクロックをやっていました。22歳の時に東日本大震災が起き、「核はどうするんだ。原子力発電所は…」などとニュースが流れていました。責任逃れの人間を責めるような内容で。

 自然の話をしてくれる大人がいないから、学べる大人にならないとまずいと思ったんですよね。自然に触れたかったというのがスタートでした。

――花にはどのように近づいていったのですか?
 札幌市のお花屋さんのワークショップに行ったり、北海道芸術デザイン専門学校のフラワーデザイン専攻に入学したりしました。年齢はずれていたんですが、優しい学生ばかりで。僕はずっとパンクの世界にいて、ケンカするのが普通だったところから、突然、花をやりたい子たちの中に飛び込んだので、なんかすごく反省しましたね。

実績積もうと海外へ…有名プロデューサーと出会い"ファッション"の世界に

実績を積むためカナダへ

実績を積むためカナダへ

――卒業後は?
 先輩の経営者に会えるチャンスがあり、「結局今何やってるの?」と言われて。学生のニートですと答えたら、「実績がないなら、話にならない」とはっきり言ってもらえて。

 実績を積んでいる人の経歴を見たら、ほとんどが海外にいたので、絶対に海外に行かないといけないと思い、日本を出て海外に行きました。

 早々に海外で就職しようとしても無理で。ファッションプロデューサーのボクソール・ケイコさんに出会い、「あんたホームレスになるからホストマザーになってあげるよ」と言ってくれたんです。その人は、コシノジュンコさんとショーを作っていた人。たまたま出会い、仕事を手伝う代わりに「家賃いらないから住めば? お金ないんでしょ?」と言ってくれて。

――そういう人を引き寄せるのってすごいですね。
 運ですね。行動して良かったなと。地球のことを勉強しに来ていたので、アパレル業界は全く興味ないんですよ。でもファッションショーの世界はあまりにもカッコよくて、無茶ぶりがひどかったので、進化するしかなかったです。

 「明日、レディーガガのセカンドパーティーあるからDJやれる?」みたいな世界。DJやったことないのに。そういうパーティーが結構あったんですよ。

――みんなができるわけじゃない。勇気を出して海外に行ったからこその特権ですよね。
 自分はこういう道なんだと受け入れるしかない。受け入れていこうという感じでしたね。


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