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PC”遠隔操作”で990万円詐取 「ウイルスソフト相談センター」名乗る男が80代男性に「口座の限度額は?」 北海道鹿部町

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鹿部町の特殊詐欺を捜査している北海道警・森署

 6月9日、北海道鹿部町に住む80代の男性が、「ウイルスソフト相談センター」の職員を名乗る男から、パソコンの遠隔操作で現金990万円をだまし取られました。

 男性がインターネット上のサイトを閲覧していたところ、パソコンの画面に「ウイルスに感染された」という文章とともに電話番号が表示されました。

 男性がその電話番号にかけたところ、「ウイルスソフト相談センター」の職員を名乗る男から「1万円のウイルス対策ソフトが必要です」と言われ、試しに500円を送金するよう言われました。

 男性が男の指示通りに銀行口座から500円を送金したところ、パソコンが遠隔操作され、990万円が送金されたということです。

男性は男との電話の際、銀行の口座の限度額を聞かれたことに疑問を抱き、口座を確認してみたところ、990万円がなくなっていることが分かりました。

 男性は遠隔操作をされている間、パソコンの画面を見ていましたが、ウイルス対策に必要な操作だと思ってしまったということです。

 警察は身に覚えのない請求には応じず、警察相談電話「#9110」に連絡するよう注意を呼びかけています。