記録的豪雨で列島各地に爪痕 1日に6県で“線状降水帯”…北海道でも過去に被害 発生したらどうやって命を守る?
記録的な豪雨により各地で被害が相次ぎました。
その大きな原因となったのが線状降水帯です。
もし、北海道で発生したらどのように行動したらいいのでしょうか。
記録的な大雨に見舞われた日本列島。
1人が死亡し、3人が行方不明。41人がケガをしたほか、建物の浸水や破損は5000戸以上に上りました。(6月5日午後5時現在)
今回、大雨をもたらしたのが、線状降水帯です。
台風から湿った空気が流れ込んだことで、発達した積乱雲が次々と発生。
数時間にわたり、同じ場所に大雨をもたらしました。
気象庁は四国から東海地方の6県に線状降水帯の発生情報を発表し、警戒を呼び掛けました。
雨雲が連なっているため、「線状降水帯」と呼ばれますが、改めて見てみると積乱雲が同じ場所を次から次に襲うように集中豪雨が続いていることが分かります。
2014年は川の水位も各地で上がり、川だけではなく土砂災害の被害も多く発生しました。