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山道に設置した警戒用カメラに "のしのし歩く" クマのお尻が映る 旭川市は危険と判断し突哨山(とっしょうざん)を閉鎖

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5月23日に撮影されたクマ(提供:旭川市)

5月23日に撮影されたクマ(提供:旭川市)

 北海道旭川市はクマの警戒用に設置した監視カメラにクマの姿が映ったとして、5月31日から旭川市と比布町にまたがる突哨山(とっしょうざん)を閉鎖したと発表しました。

 旭川市によりますと、公園管理者が5日に1度行っている監視カメラの定期チェックの際、5月23日午後4時ごろにクマの姿が映っているのを確認し、翌日24日午前11時ごろにも同一個体とみられるクマが映っていたため、閉鎖を決めたということです。

 市は、カメラに映っているクマの大きさについて断定はできないとしつつも、中型のクマで体長は1メートルから1.5メートルほどである可能性が高いとみています。

 

 

 市は、1週間程度カメラでの撮影を継続し、その後もクマが映らなければ再度現地調査を行い、クマの痕跡がなければ閉鎖を解除するということです。

 突哨山には約10個の監視カメラが設置されていますが、クマの糞や足跡などそのほかの痕跡は見つかっていないということです。

 市は「クマはいつ出てもおかしくないので、日頃からクマが出ていないか確認を徹底していく。クマの出没が確認できた場合は安全対策をするが、普段から"熊鈴"を持ち歩くなど個人でも対策をしてほしい」としています。

 突哨山は2022年もクマの出没で2回閉鎖しています。