クマの目撃が相次ぐ北海道紋別市で…また新たに3件の目撃報告 体長約1.5メートル 車と衝突したクマと同一個体? 警戒続く

23日に車と衝突したクマ(撮影:視聴者)
連日クマの目撃が相次いでいる北海道の紋別市で、5月26日午前にも新たに3件、クマが目撃されました。
最初にクマが目撃されたのは、紋別市渚滑町元新1丁目のせせらぎ公園付近です。
26日午前9時20分に、市道を車で走行していたドライバーが、公園から山の方向に向かっているクマを目撃し、警察に通報しました。
クマの体長は約1.5メートルほどだったとのことです。
近くには養護学校や団地などが近くにあり、紋別市はせせらぎ公園などを閉鎖し、パトロールを強化しています。

24日に目撃されたクマ(提供:オホーツク中央森林組合)
またその約40分後の午前10時ごろ、紋別市大山町4丁目の大山林道の駐車場付近で、ゴミ拾いをしていた市役所職員が、体長1.5メートルほどのクマを目撃し、市役所を通じて警察に連絡しました。
また夕方の午後5時20分ごろには、紋別市落石町6丁目の渚滑三線付近で、車のドライバーが体長約1.5メートルのクマを目撃し、警察に通報しました。
現場は住宅街から500メートル以上離れた林道でした。
この3件のクマが、同一個体であるかどうかはまだわかっていません。
紋別市では23日に国道を走行中の車がクマと衝突したほか、24日にも現場近くでクマが目撃されるなど、クマの出没が相次いでいて、警察などで警戒を強めています。