拳銃か? 70代男性の頭部を貫通する"銃創"…死因は脳挫傷で"自殺の可能性" 弾の行方探すとともに銃を入手した経緯を捜査

弾が貫通した住宅の窓(札幌市南区)
札幌市南区で5月23日、住宅の寝室で頭から血を流し死んでいた70代の男性の死因が脳挫傷だとわかりました。
男性の近くには拳銃のようなものが見つかり、警察は自殺とみて調べています。
男性が死亡していたのは札幌市南区藤野2条1丁目の住宅です。
23日午前8時20分ごろ銃声のような音を聞いた同居する女性が2階の寝室に行くと男性(70代)が頭から血を流し倒れているのが見つかりました。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

弾が貫通した住宅の窓(札幌市南区)
その後の警察の司法解剖で24日、男性の死因は脳挫傷だと判明しました。
男性の頭には銃創があり、頭に弾は残っていませんでした。頭部以外に目立った外傷はありません。
男性が倒れていたそばには拳銃のようなものが見つかっていて、警察は自殺した可能性があるとみています。
男性の倒れていた部屋の窓ガラスには弾が貫通したような痕が残っていて、発砲した弾が家の外に飛び出したとみられています。
警察によりますとこの弾には危険はないものの、23日は近くの国道を一部規制して捜索を行いましたが、発見できていません。
引き続き捜索を続けるということです。
警察は男性が拳銃を入手した経緯を含め詳しく調べています。