「貸与された制服が着られなくなりサイズアップのために生地が必要だった」陸自の20代男性隊員が同僚の制服を盗み"懲戒免職"

処分を発表した第2師団司令部
陸上自衛隊は、同僚隊員の制服を盗んだとして20代の男性隊員を懲戒免職処分にしました。
処分を受けたのは遠軽駐屯地 第25普通科連隊に所属する20代の男性陸士長です。
陸上自衛隊によりますと陸士長は2022年2月4日、同僚隊員の制服一式(約4万3000円相当)を盗んだとして、5月23日付で懲戒免職処分を受けました。
被害にあった隊員が制服がなくなっていることに気付き部隊に報告。聞き取りや捜索などを行った結果、陸士長の関与が発覚しました。
陸士長は調べに対し「貸与されていた制服のサイズが合わずに着られなくなり、サイズアップのために生地が必要だった」と話し盗んだことを認めているということです。
第25普通科連隊の茶園宗武連隊長は「本事案を重く受け止め、今後、団結・規律の維持・強化を図り、健全な隊員の育成に邁進してまいります」とコメントしています。