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【速報】乳児遺体コインロッカーに放置 23歳女の控訴審…札幌高裁 懲役5年の一審判決支持

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小関彩乃被告(一審判決時のスケッチ、2023年2月)

小関彩乃被告(一審判決時のスケッチ、2023年2月)

 2022年、自らが出産した男の赤ちゃんを殺害し、遺体をコインロッカーに放置した罪に問われた23歳の女の控訴審で、札幌高等裁判所は5月23日、一審の懲役5年の実刑判決を支持し、被告の訴えを退けました。

 住所不定・無職、小関彩乃被告(23)は2022年5月、札幌市中央区のホテルで出産した男の赤ちゃんを湯をはった浴槽に沈めて窒息死させ、遺体をクーラーボックスに入れて、JR千歳駅のコインロッカーに放置したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われていました。

 2023年2月、一審の札幌地方裁判所は「未来ある赤ちゃんの生命を奪う重大な犯行」とした一方、「意思に反した妊娠をしていて、周囲に相談しづらかったことは理解できる」などとして、懲役8年の求刑に対し、懲役5年の実刑判決を言い渡し、弁護側は量刑が重すぎるとして控訴していました。

 被告の弁護人は「本人とは話せていないので、コメントは差し控えたい」と話しています。