「子どもが大人にヤキを入れられている」"少年同士の喧嘩"が発端? 暴力団員含む集団が少年3人を土下座させ頭を踏みつける

暴力団員を含む4人を逮捕した北海道警北署
5月17日から22日にかけて、札幌市北区の公園で少年3人を大人数で囲み、暴行を加え、脅迫したとして、札幌市白石区の暴力団の組員の男ら4人が逮捕されました。
暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の暴力団構成員の男(35)と建設業の男(23)、札幌市手稲区の自称・会社員の男(19)と自称・住居不定、アルバイト従業員の女(29)の4人です。
4人は集団で2022年10月19日夕方ごろ、札幌市北区の公園で当時、学生だった15歳から17歳の少年3人に土下座をさせて、危害を加える旨の脅迫をした上で、頭を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
公園での様子を目撃した人が「子どものような人たちが大人から"ヤキ"を入れられている」などと110番通報をして事件が発覚しました。
警察によりますと、被害にあった少年3人は、別の少年に暴行を加えたことをきっかけに、仕返しとして暴力団員を含む男から暴行を受けたとみられています。
調べに対し逮捕された4人はいずれも容疑を否認しています。
警察はほかにも犯行に加わった者がいるとみて捜査を進めています。