次世代半導体の量産化へ｜北海道千歳市に"過去最大規模"の企業進出「ラピダス」｜企業向け説明会を開催｜経済効果に期待高まる

　千歳市に建設が決まった次世代半導体の量産化を目指す「ラピダス」の工場について多くの企業担当者が集まり説明会が行なわれました。

　6月にも、予定地の整地に着工する見通しです。

　ラピダス社の担当者：「自然豊かな北海道の"美々ワールド"に立地するために重要な要素のひとつが自然とのマッチング」

　次世代半導体の量産を目指す新会社「ラピダス」の工場は、千歳市の工業団地に建設されます。

"ラピダス"6月にも整地着手

　国も全面的にバックアップする北海道で過去最大規模となる企業進出で、雇用や関連施設の建設など大きな経済効果が期待されています。

　北海道の企業担当者など定員いっぱいの1400人が参加。

　6月に建設予定地の整地に着手するなど、今後の事業計画や内容を発表しました。

　苫小牧市の物流業者：「規模が大きすぎてわからないが、どんなサプライチェーンができるのか興味がある」

　ラピダスは、2025年に試作ラインを稼働させ、2027年の量産化を目指しています。