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"運動会"にも変化が…コロナ5類移行後の開催 "全学年一斉・午前のみ"変化する形態に賛否両論の声も

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 2023年もこのシーズンがやってきました。

 5月20日、札幌市の小学校2校で運動会が行われました。

 コロナ禍が明けて、運動会の形にも変化が起きているようです。

 「赤も白も、力いっぱいがんばります」

 5月20日、札幌市南区の小学校で行われた運動会です。

コロナ5類…”運動会”どう変化?

コロナ5類…”運動会”どう変化?

 2022年は、2学年ごとに分散して開催しましたが、2023年は全学年一斉に行われました。

 2022年は保護者の観覧も1家族につき2人までの人数制限がありましたが、2023年は人数制限はありません。

 しかし、2022年と変わらず2023年も午前のみの開催となりました。

 他の小学校はどうなのでしょうか?

 5月27日に運動会を控えた中央区の小学校です。

 二条小学校 永洞 純一 教頭:「家族ができるだけたくさん来てほしいと思ってる」

 保護者観覧の人数制限はなくしましたが、グラウンドに人が入りきれないため、全校の一斉開催ではなく、3学年ごとに分散します。

"分散開催"の学校も

 二条小学校 永洞 純一 教頭:「昨年度は昼すぎまでの開催で今年度も同じく昼すぎまで」

(Q:基本は午前中?)

 二条小学校 永洞 純一 教頭:「午前中になります」

 一方、こちらの小学校でも。

 幌西小学校 村上 智樹 校長:「ほぼ午前中で終わる。これはコロナ禍前からの動き」

 この学校でも、保護者観覧の人数制限はなくなりましたが、2022年と同じく午前のみの開催となります。

 約30年前の運動会です。かつては母親が早起きして作った弁当を家族で食べ、丸一日かけて行われる一大行事でした。

時代とともに変化する

時代とともに変化する"運動会"

 しかし、2018年ごろから午前開催が増えました。

 英語教育の導入により運動会の練習に時間を割り当てられなくなったことなどが理由です。

 2018年の時点で、札幌市内では4割の小学校が午前開催でした。

 そこへやってきたコロナ禍。

 更に多くの小学校で 午前開催が定着しました。

 時代の変化と共に変わる運動会に賛否両論あるようです。