なぜそこに? 遺体は"孫の35歳男性"と判明…祖母所有の「空き家」が全焼する火事で焼け跡から発見 死因は一酸化炭素中毒

札幌市南区簾舞の火事があった現場(5月8日)
札幌市南区で5月8日、空き家の住宅が全焼する火事で見つかった性別不明の1人の遺体は、この家の所有者の孫であることがわかりました。
身元が確認されたのは札幌市南区真駒内曙町に住むアルバイトの35歳の男性です。
男性は8日午前5時ごろに発生した札幌市南区簾舞の2階建ての住宅が全焼する火事で、1階の焼け跡から性別の分からない状態で見つかりました。
その後の警察の司法解剖で男性の体には目立った外傷はなく、死因は出火時に煙を吸い込んだことによる一酸化炭素中毒だとわかりました。

警察によりますと火事が起きる前から男性と家族は連絡がとれていない状態で所在がわかっていませんでした。
全焼した住宅は男性の祖母が所有し、当時祖母は施設に入所していたので、住宅は空き家となっていました。
警察がなぜ男性が住宅にいたのかも含めて出火原因を詳しく調べています。