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札幌の住宅街で目撃された"子グマ"→「大きなアライグマの可能性高い」…市 調査結果まとめる

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北海道で野生化しているアライグマ

北海道で野生化しているアライグマ

 札幌市豊平区で5月17日夜、クマのような動物が目撃されていましたが、札幌市が調査した結果、アライグマの可能性が高いことがわかりました。

目撃情報の現場(5月18日、札幌市豊平区)

目撃情報の現場(5月18日、札幌市豊平区)

 目撃情報があったは17日午後6時20分ごろ。現場は札幌ドームや観光名所の羊ヶ丘展望台にほど近い同市同区福住3条11丁目の路上で、車を運転していた人から「クマが道路を横断していった」と警察に通報がありました。

 子グマとみられたその動物は道路を横切り、東側の森林総合研究所の森の中へ分け入りました。

 札幌市の調べで、子グマのような動物が出没した時間とほぼ同じ時間、近くの住民が別の動物を目撃していたことが判明。その住民は「大きなアライグマが自宅の庭の柵をすり抜けて、道路に飛び出した」と話し、アライグマの特徴である”シマ模様のシッポ”も見ていました。

目撃情報を受け、設置された看板(同18日)

目撃情報を受け、設置された看板(同18日)

 柵の幅は20センチほど。子グマが通るには狭く、森林総合研究所の柵も同じぐらいの大きさでした。

 クマの足跡や体毛なども見つからなかったこともあり、札幌市はアライグマの可能性が高いと判断しました。

 クマの目撃をめぐっては、付近の小学校が見守り登校などの対策を講じるなど、警戒態勢が敷かれました。


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