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過去最多ペース 札幌や室蘭の住宅街で"クマ"目撃情報相次ぐ… 被害に遭わないためには

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 北海道室蘭市や札幌市などでもクマの出没が相次いでいます。

 目撃情報は過去最多ペースです。

 人とクマの距離が近づく中、被害に遭わないために改めてクマを寄せつけない意識が大切です。

 道路を悠々と歩き、座り込む1頭のクマ。
 
 17日午後2時ごろ、北海道・三笠市と芦別市を結ぶ国道452号線のトンネル近くに出没しました。

保護者が登下校の送迎

保護者が登下校の送迎

 一方、室蘭市でも5月12日から16日にかけ、クマの目撃が7件報告されています。 

 主に住宅街での出没が多いことから、小中学校では保護者が子どもの登下校の送迎をするなど、警戒が続いてます。

 クマの出没が増えているのは、札幌も同様です。

 札幌市南区では4月21日に出没し続けたクマ1頭が駆除されて以降も、近くで別の個体が出没するなど目撃情報は後を絶ちません。


 北海道警によりますと、2023年のクマの目撃件数は411件にのぼっています。

 過去最多だった2022年の同時期を30件以上、上回っているのです。

新たな対策を

新たな対策を

 鈴木 直道 知事:「ヒグマの生息数が増加していることに対応するために、人里に出没する個体に警戒心を植えつける狙いとして、今年20頭をすでに捕獲している」

 北海道は、2023年から新たな対策に乗り出しています。

 人里近くに生息するクマを2月から5月末まで駆除することで、人への警戒心を高めさせ出没を減らすのが狙いです。

 人とクマの距離が近づいている今こそ、ごみの管理などを徹底しクマを寄せ付けない意識が必要です。


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