滑走路付近で"花火"打ち上げ…JAL機が着陸できず　安全確認のため上空待機　予定より1時間半遅れで着陸　札幌の丘珠空港

丘珠空港の滑走路（資料）

　5月14日夜、札幌市東区の丘珠空港に着陸予定の旅客機が、滑走路周辺での花火のようなものが確認されたため、予定時間を大幅に遅れて着陸する"トラブル"がありました。

　14日午後7時10分女満別空港発、午後8時丘珠空港着のJALの旅客機が丘珠空港の滑走路に着陸進入中、滑走路付近の緑地帯で花火のようなものが打ち上げられているのを確認し、安全確保のため、しばらく上空で待機しました。

丘珠空港の滑走路（資料）

　空港から連絡を受けた警察が付近を調べたところ不審者は見当たりませんでしたが、その後再度花火のようなものを見つけ、午後9時20分ごろ、空港そばにある丘珠空港緑地で花火をし終えた後のグループを発見。

　注意したところグループは帰宅しました。

丘珠空港（札幌市東区）

　警察によりますと、旅客機が上空から確認した花火が、このグループによるものかは不明だということです。

　旅客機は予定から1時間半遅れた21時34分に無事着陸しました。