【変わる札幌駅周辺】 秋に向け「さっぽろ東急百貨店」が"大改装" 家電量販店ビックカメラやゲームセンターが入り魅力アップ
道内経済
秋に向けて大改装です。
札幌駅の再開発に伴い、さっぽろ東急百貨店が4月24日から一部フロアを閉鎖し、大規模な改装作業を進めています。
八木 隆太郎 キャスター：「8月をもって閉館するエスタ。家電量販店のビックカメラが向かいの札幌東急百貨店に移転することが決まりました。いまリニューアル作業が進んでいます」
北海道新幹線の札幌延伸に向け、北海道で最も高い245メートルのビルの建設計画が進む札幌駅周辺。
そうした中、2023年に創業50周年を迎える老舗百貨店「さっぽろ東急百貨店」も大規模なリニューアルに乗り出します。
4月24日からスポーツブランドやメンズファッションが揃う7階を始め、時計・こども服などを扱う5階、食器売り場などが入る6階が改装工事に入るため閉鎖します。
さらに8月のエスタ閉店に伴い、秋には家電量販店のビックカメラが入る予定です。
9階には今後、エスタのゲームセンターも移転します。
5階から9階にかけ魅力的で集客力のある店舗がずらりと並ぶ、今回の大改装。
利用客は…
利用客：「うれしいです。東急よく来ますので。バス停近いから」
利用客：「（東急が）残ってくれればうれしいなと思って歩いていたので、どんな形でも残ってくれるといいなあ」
近年、北海道では建物の老朽化や経営不振などから百貨店の閉店が相次いでいます。
東急側は再開発にともなうリニューアルは、チャンスだと考えています。
さっぽろ東急百貨店 仙石 眞一 部長：「エスタが海外・地方のお客様の支持を得られていたと思うので幅広い品揃えで、幅広いお客様に愛されるように計画しています」
変わる札幌駅周辺。百貨店業界にも"新しい風"が吹いています。
