「ギョウジャニンニク採りで行方不明」 64歳男性死亡で発見 頭部に傷…滑落の可能性も 北海道長沼町の山林

山菜採りの男性を捜索していた栗山署
北海道長沼町の山林で、15日から行方が分からなくなっていた64歳の男性が、16日未明に発見され、その後死亡が確認されました。
行方が分からなくなっていたのは、札幌市北区の団体職員の男性(64)です。
男性は4月15日、ギョウジャニンニクを採りに夕張郡長沼町馬追山に入山しました。
男性が帰宅しなかったため、午後3時半ごろ、家族が「朝から馬追山にギョウジャニンニクを採りに行ったまま戻ってこない」と警察に通報しました。
警察が調べたところ、周辺の駐車場で男性の車が発見され、16日午前6時から警察と消防が合同で捜索を予定していましたが、午前4時半ごろ、家族が馬追山の谷で死亡状態の男性を発見しました。
男性の頭に傷があったことなどから、警察は男性が滑落した可能性もあるとみて死因などを調べています。