【ファイターズ】伊藤大海“大胆にいこうという意識が強く力みにつながった” WBC後初の先発マウンド

伊藤大海投手
北海道日本ハムファイターズは4月4日、5日とZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズと対戦しました。4日のゲームでは野村佑希選手(22)が今季チーム第1号。さらに、5日のゲームでは伊藤大海投手(25)がWBC後初の先発マウンドに上がりました。
4日のマリーンズ戦、ファイターズは初回、矢澤宏太選手(22)がヒットで出塁するとすかさず盗塁に成功。思い切りの良い走塁でチームを盛り立てます。すると開幕から4試合中軸としてスタメン出場している野村佑希選手がうまく体を回転させ技ありの一発。今季チーム第1号となるスリーランホームランで先制に成功します。さらに同点で迎えた4回には清宮幸太郎選手(23)がセンターへ勝ち越しのタイムリーヒット。敗れはしましたが、20代前半の若きファイターズ戦士たちがチームを引っ張っています。
そして、5日午後2時デーゲームで行われた試合では、伊藤大海投手がWBC後初の先発マウンドに上がりました。伊藤投手は初回を三者凡退に抑えるなど3回まで1安打、上々の立ち上がりを見せます。しかし4回、ツーアウトながら2塁3塁のピンチ。ここは田村龍弘選手を空振り三振。マリーンズ打線に得点の機会を与えません。伊藤投手は5回、超スローボールを投げバッターを翻弄。5回94球を投げ3安打無失点の内容でWBC後初の先発マウンドを降りました。
◆伊藤大海投手の話
「一軍実戦初登板で大胆にいこうという意識が強く、力みにつながってしまいました。次は冷静にチームに良いリズムを持ってこられるように頑張ります」
ファイターズは7回、WBCキューバ代表で今季、中日ドラゴンズから新加入したアリエル・マルティネス選手(26)が移籍後初打点となる犠牲フライ。先制点を奪いますが、その後ピンチに4番手として登板した玉井大翔投手(30)が暴投。ファイターズは1対2で逆転負けを喫しました。
また、この日「9番・ライト」で阪神タイガースから移籍後、初スタメンを飾った江越大賀選手(30)は、第3打席にショートへの当たりを持ち味の俊足で内野安打にし、移籍後初安打を記録しました。阪神時代の2019年4月23日以来の安打となります。