4月1日からここが変わる 子育て世代にうれしい“出産育児一時金”8万円増額…一方で食品の値上げが家計を直撃
まもなく新年度を迎えますが、4月1日からさまざまなことが変わります。
子育て世代にとってうれしいことから、家計の負担が増えることも。
何がどう変わるのでしょうか?

出産育児一時金 42万円が50万円に
札幌市清田区の産婦人科医院「札幌みらいクリニック」。
6月に第2子出産予定のお母さんは。
6月出産予定の母親:「上の子の出産時には自己負担金が多く、約10万円でした。それを補填してくれるなら、すごく助かると思っています」
4月1日から変わる制度に期待しています。
そのワケは。
札幌みらいクリニック 石渡 瑞穂 院長:「4月1日から出産育児一時金が増額されます。これまでが42万円だったものが50万円に」

自己負担分がなくなることが期待される
出産育児一時金とは子どもを産んだときに、加入している公的医療保険から受け取ることができる一時金のことです。
これまでは1人当たり42万円でしたが、4月1日からは8万円増額され、50万円支給されるのです。
札幌みらいクリニック 石渡 瑞穂 院長:「北海道の出産費用は、一般的に約45万円~50万円支払うのが普通なのではないか」
石渡院長によると、出産費用は年々増加傾向にあり、これまでの一時金42万円では賄いきれないケースが多かったといいます。
今回の増額で自己負担分がなくなることを期待しています。
札幌みらいクリニック 石渡 瑞穂 院長:「出産にかかる負担が少しでも軽減されることが、少子化に対する対処法になると期待しています」

自転車のヘルメット着用が"努力義務化"
出産育児一時金以外にも4月から変わることが。
みなさん、知っていますか?
60代:「自転車のヘルメット、みんな着用に。買わなければいけないかなと考えています」
40代:「ヘルメットをしなければいけないなら、自転車に乗るのが面倒に」
4月1日から、自転車に乗る際のヘルメットの着用が努力義務化されます。