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【スキージャンプ】W杯女子最終戦優勝の伊藤有希が帰国「夢のようなシーズンだった」

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 スキージャンプの伊藤有希選手(28)が3月26日、優勝したワールドカップ(W杯)最終戦を終え帰国、東京経由で午後には北海道に戻りました。

 新千歳空港で取材に応じた伊藤選手はー

 「自分でもサプライズな締めくくりになった」

 北海道下川町出身で札幌の土屋ホームに所属する伊藤選手。今シーズンは3年ぶりとなった“地元”日本開催(北海道・札幌、山形・蔵王)でのW杯や2月の世界選手権(スロベニア・プラニツァ)、さらに女子初開催のフライングヒル大会への出場を大きな目標に掲げていました。

 シーズン序盤や世界選手権では思い描いた成績を残すことはできませんでしたが“歴史的”な場面で主役を演じることになります。

ワールドカップ最終戦を終え帰国

 2月5日にドイツのビリンゲンで行われたW杯。伊藤選手は6年ぶりの優勝を果たしました。しかも丸山希選手(北野建設)、高梨沙羅選手(クラレ)とともに表彰台に上がりました。女子では史上初の日本勢表彰台独占の快挙となりました。

 また、ジャンプ選手としての“夢”と話していたフライングヒルと呼ばれる大きな台での試合に出場(3月19日、ノルウェー)。200メートル超えのジャンプを記録しました。一旦は閉ざされた出場への扉を伊藤選手の思いを汲む世界中の選手仲間や関係者が開いたというエピソードも添えられています。

 そして、3月24日にフィンランドのラハティで行われたW杯女子個人最終戦では逆転優勝。W杯今季2勝目、通算7勝目を挙げました。

 伊藤 選手:

 「本当に夢のようなシーズンだった。来季以降は自分で狙って勝ちにいく、狙って成功を手に入れる力をつけていきたい」

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