原発敷地内で"発砲" 警戒中の警察官が誤って実弾1発を発射「拳銃を確認中に誤って発射した」ケガ人なし 北海道 泊原発

北電 泊発電所(資料、北海道泊村)
3月25日、北海道泊原発の敷地内で、警戒中の警察官が拳銃1発を誤って発砲する事故がありました。けが人はいませんでした。
道警によりますと25日正午過ぎ、道警本部警備部機動隊の20代の男性巡査長が泊発電所の敷地内を警戒中、停車中の警察車両内で拳銃をホルスターから出した際、誤って実弾1発を発砲しました。
巡査長は身につけていた拳銃を何らかの理由で手に取り拳銃を確認していたところ誤発射したということです。
弾と薬きょうは車輛内で発見されており、けが人はいませんでした。

北電 泊発電所(資料、北海道泊村)
巡査長は「銃器の状況を確認中に誤って発射した」と話しており、道警では銃刀法違反の疑いも視野に調べています。
道警の森原史朗警備課長は「事実関係を確認の上、発生状況についての情報共有を図り、現場責任者への指導を含め再発防止に向けた指導教育を徹底いたします」とコメントしています。