日本200カイリ水域内"サケマス流し網" 日露交渉が妥結…ウクライナ侵攻で前年は交渉遅れ 今年は例年同様4月10日操業へ

サケマス流し網漁に出漁する漁船(資料)
日本200カイリ水域内のサケマス流し網漁の日露間の交渉が3月24日妥結し、2023年も例年と同様に4月10日から操業が行われることになりました。
日本200カイリ水域内のサケマス流し網漁の日露間の交渉は、2022年はロシアのウクライナ侵攻の影響で、開始が遅れましたが、2023年は、3月20日からウエブ会議で交渉が行われ24日に妥結しました。

サケマス流し網漁で水揚げされた魚(資料)
道によりますと、漁獲量はカラフトマス、ベニザケ、シロザケなど、合わせて2050トンで前年の漁獲量が確保されました。
ロシア側に支払う漁業協力費も前年と同じ2億円から3億円の範囲となっています。
操業開始はいつもの年と同じように4月10日です。