「ヤングケアラー」支援の"ヘルパー派遣"新年度から開始予定…家族の介護などをする18歳未満の子どもを対象 旭川市
家族の介護をする「ヤングケアラー」。
北海道旭川市では、支援のための新たな事業を新年度から始める予定です。
旭川市は2023年度から、家族の介護などをする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」に、家事などを支援するヘルパーを派遣する事業を始めます。
学校生活に支障が出ているなど、市が必要と判断した場合に派遣されます。

旭川市子ども総合相談センター 岩崎 功 所長(旭川市)
旭川市子ども総合相談センター 岩崎 功 所長:「子どもの学校生活が十分に確保されない場合は、成長にも支障をきたす場合があると考えていて、(支援事業は)一定の効果があると考えている」
市は北海道が行った実態調査をもとに、市内には小中学生、計550人ほどのヤングケアラーがいると推定しています。