"記録的不漁"続くサンマ 資源管理を議論 「北太平洋漁業委員会」の国際会議 札幌で始まる
記録的な不漁が続く、サンマの資源管理を話しあう国際会議が、3月22日から札幌市内で始まりました。
「北太平洋漁業委員会」の年次会合は、日本、中国、台湾、ロシア、アメリカなど9つの国や地域の代表が参加し、札幌市中央区のホテルを会場に、2年ぶりに開催されています。

水揚げ量は10年前の10分の1以下に
日本近海でのサンマ漁は記録的な不漁が続いており、2022年の日本国内の水揚げ量は、10年前と比べて10分の1以下に大きく減少しています。

国際会議の様子(札幌市内=3月22日)
これまでの会議では、サンマの漁獲量を2018年との比較で40%削減することで合意していますが、今回日本はさらなる漁獲制限を求めるとみられています。
会議は3月24日まで行われます。