WBC準決勝 侍ジャパン劇的な逆転勝ちで決勝進出…F出身選手多い北海道内でも歓喜の輪 監督ゆかりの栗山町では大声援
侍ジャパン、劇的な逆転勝利です。WBC日本代表は3月21日行われた準決勝でメキシコにサヨナラ勝ちし、決勝進出を決めました。
北海道内にも歓喜の輪が広がりました。
準決勝の相手は優勝候補を破り勢いに乗るメキシコ。2009年以来の世界一奪還を目指す侍ジャパンは、これまで準決勝が鬼門となっていましたが大一番を前に栗山監督は。
WBC日本代表 栗山 英樹 監督:「試合前に選手を集めたが、あえて何も話さなかった。選手たちが勝ちたがっている。『何とかしたい』と思っているのは本当に感じている。あとは選手を信じて、選手が思い切りプレーする。当然プレッシャーはかかると思うが極力、いつも通りやらせてあげられれば勝機も見つかっていくのではないかと思っている」
小出 昌範 ディレクター:「侍ジャパンの栗山英樹監督が住む北海道栗山町では優勝を信じ、このような旗を作って応援をしています」

栗山監督が住む北海道栗山町では優勝を信じ旗を作って応援
日本中が注目する一戦。栗山町の交流施設では、侍ジャパンを応援しようと大勢の人が集まりました。
応援に訪れた人:「茨城県のつくば市から来た。栗山監督の地元で応援したい。侍魂とアステカ戦士の魂のぶつかり合いを期待している」
応援に訪れた人:「佐々木朗希投手が0点に抑えてくれる」
好投するも佐々木朗希で3点を失った日本は7回、近藤・大谷の元ファイターズコンビで1・2塁とすると、4番・吉田が同点のスリーランホームランを放ちます。

栗山町では町民らが集まり応援
応援に訪れた人:「打った瞬間にわかりました。まさか入ると思わなかった。勝てます」
応援に訪れた人:「ぎりぎりのラインで入ってくれた。何が何でも入ってくれと思って、本当に入ったので思わず涙ぐんだ」
熱戦が続く中、北海道後志地方の黒松内町や寿都町を中心に約5000戸が停電。テレビが見られない事態になってしまいました。
黒松内町民:「野球は見ています。携帯で見ています」