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進化する"最新文房具"の世界 削らずに16km描き続けられる鉛筆も…卒業・入学の記念品 お土産にも人気

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ハードカバーのノートは記念品やお土産としても人気

 機能性が進化する文房具の中で、お土産にもなるデザイン性で売上を伸ばしている商品があります。

 みつはし 文具&CAFE 山本 富美子さん:「ハードカバーのノート『bocco(ボッコ)』という商品名。札幌の製本会社が作った。布張りでいろんな所に工夫がされている。表紙に穴が開いていたり(デザインが)北海道らしいのでお土産として買う人も」

梱包用のテープカッターがついたローラー型のスタンプ

 2023年の春、卒業や入学の記念品としても人気というこのノート。企画・製造しているのは、札幌・西区に本社工場を構える創業87年の老舗のメーカーです。

 石田製本 今村 琢さん:「今はダイアリーだけで4種類、そのほかに20種類こちらの『COW』という商品は北海道をモチーフにしたデザインが人。牛の姿ではなくミルクポットを型抜きしたデザインでこれが今、人気の商品。デザインも面白いが紙も万年筆などに適性のある紙を使っていて物の良さも伝わればなと考えて作った」

北海道をモチーフにした牛柄が人気

 女性ユーザーを念頭に置いてデザインされたハードカバーのノート。最近では、ニーズに応えて男性の好みに合わせた商品も発売しました。

男性ユーザーを意識した商品も

 石田製本 吉田 幸宏さん:「『マスク』と『カブキ』という商品。外国人の旅行客もターゲットにしたデザインコンセプトでもあるので羽田空港でも販売している。実際に文具業界がどれほどの業界か知らずに、知識も経験もなく、自社文具ブランドを作りたいという思いからスタート。この札幌という地で小さな製本会社が自社文具ブランドを作るというストーリー性は大切にやっていきたい」

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