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マスク着用“個人の判断”移行から1週間 外している人は増えたのか…意識が徐々に変化も 2割近くが“脱マスク”に

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 マスクの着用が個人の判断に委ねられてから、3月20日で1週間がたちました。

 当初は外す人はごくわずかでしたが、脱マスクの動きは広がっているのでしょうか。

 少しずつ変化が現れているようです。

 小出 昌範 ディレクター:「二桁の気温が続く予報の北海道札幌市です。暖かくなるとマスクを外す人も増えてきているようです」

 3月20日朝の札幌市の出勤時の光景です。

 春の陽気を感じさせる天気のせいか、マスクを外している人の姿が見られました。

 外では外していても、屋内に入るときには着用する人も。

 札幌市民:「以前から屋外ではマスクを外していいと言われていた。息苦しくなくていい」

 札幌市民:「感染爆発しているわけではないし、もうマスクはしなくてもいいと認識している」

 京都からの観光客:「周りに迷惑をかけてはいけないので、職場ではマスクをつけている」

 こちらはマスク着用の判断が個人に委ねられた、3月13日の出勤時の映像です。

マスク着用"個人の判断"に委ねられてから1週間…

 大半の人がマスクをつけています。外している人はほとんどいません。

 それに対して、3月20日は2割近くの人がマスクを完全に外したり、マスクから口元を出したりしています。

 その一方で、こんな人も。

 札幌市民:「保育士なので外せる環境にない。まだ外している人はかなり少ないので勇気がいる」

 観光客が戻って来た函館市では。

観光客が戻って来た函館朝市は…

 斉藤 健太 記者:「各店舗のほとんどのみなさんが、マスクをしていますね。まだ様子を見ているというところでしょうか」

 観光客に人気の函館朝市ではマスクの着用は各事業者の判断としていますが、以前と変わらずマスクをしている人がほとんどでした。

以前と変わらず"マスク着用"で営業している店舗も

 函館朝市で働く人:「お客さんが嫌がるかなと思って。もう少しマスクをつけていることを選択する」

 函館朝市で働く人:「3年という長い年月マスクに慣れると、なかなか外しづらい」

 中にはマスクを外して営業している店舗も。

 函館朝市で働く人:「個人の判断だからマスクをする、しないを強制する問題ではない。個人の判断に任せればいい」

 函館朝市では2022年の同じ時期と比べ、観光客は3割ほど増えたといいます。

 その中でもマスクを着用するか、しないかの判断が分かれました。

 マスクを着用している観光客:「マスクを外さないのは、うつすと危ないから」

 マスクを着用している観光客:「マスクをつけるのも、外すのも個人の自由」

 マスクを着用している観光客:「新型コロナが5類にも移行していないので。マスクが習慣化されてしまったので、体の一部になってしまっている」

 以前と変わらないという人が多い中で、函館朝市を訪れた観光客の2割近くがマスクを外していました。

マスクを外していないという人は50%(UHB調べ)

 マスクを外している観光客:「自己判断になったので、着用を言われる理由もない。外していかないと変わらない」

 マスクを外している観光客:「人混みに入るときはマスクをする。こんな感じだったら、しなくていいかなと思う」

 今後、脱マスクの動きは広がっていくのでしょうか。

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