ホタテ養殖作業中…インドネシア人技能実習生の26歳男性がロープを引き上げる機械に巻き込まれ死亡 悲鳴で事故気づく 北海道

事故原因などを調べる室蘭海上保安部 (室蘭地方合同庁舎)
3月17日、道南の八雲町でホタテの養殖漁業中にロープを巻き上げる機械に巻き込まれ、インドネシア人の技能実習生が死亡しました。
死亡したのは落部漁業協同組合所属の第三十七優功丸に乗船していたインドネシア人の技能実習生で26歳の男性です。
3月17日午前10時頃、船長含めた5人が乗船し、養殖のため稚貝のホタテを括りつけたロープを海中に沈める作業をしていたところ、甲板で片づけ作業などをしていたインドネシア人の技能実習生がドラムと呼ぼれるロープを巻き上げる機械に巻き込まれました。
他の作業員3人はロープを海中に沈める作業をしており、男性の悲鳴で事故に気づいたということです。
男性はその後、搬送された八雲町の病院で死亡が確認されました。
事故当時、天候などは荒れていなかったということです。
室蘭海上保安部は事故が起きた原因などを詳しく調べています。