札幌市手稲区の住宅で3月15日、88歳の女性が頭から血を流し死亡しているのが見つかった事件で、女性の頭部や顔には複数の傷があったことがわりました。

　15日午前、札幌市手稲区曙2条1丁目の住宅で、この家に住む無職の成田冴子さん（88）が、1階の寝室で頭から血を流しあおむけになって倒れているのが見つかりました。

　成田さんは、その場で死亡が確認されました。

　その後の調べで、成田さんの頭部や顔には複数の傷があったことが新たにわかりました。

この家は、成田さんと80代の夫の2人暮らしで、夫は当時家にいましたが、警察が駆け付けたあと体調不良を訴え病院に搬送されています。

　警察は、殺人事件の可能性も視野に捜査するとともに、夫の回復を待って詳しい事情を聴く方針です。