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発売初日から行列!もっちもちの中にたっぷりの粒あん 創業101年の老舗・千秋庵の新商品「大福パン」とは?

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 創業101年、攻めの姿勢で商品開発が続いています。

 札幌の千秋庵が16日、新商品を発売しました。

 北海道産のもち米を使い、食感にこだわったその味は?

千秋庵丸井今井店で発売した「大福パン」

 真っ白でもっちもちの生地の中にはたっぷりの粒あん。

 これまでの2倍の売り場面積に拡大し、リニューアオープンした「千秋庵 丸井今井店」で16日から発売した「大福パン」です。

 千秋庵製菓 中西 克彦 社長:「大福のようで大福じゃない。パンのようでパンじゃない」

 創業101年の歴史を誇る千秋庵が培ってきた和菓子製造の経験と技術を生かした新作です。

店頭には開店と同時に行列が

 開店と同時に行列ができていました。

 購入した男性:「千秋庵のホームページ見て。今まで焼き菓子ばかりだったのに、こういったパンも販売するということで(買いに来た)」

 購入した女性:「13個買いました。千秋庵さんは『山親爺』しか知らなくて、こういうの見たことなかったので」

生地にこだわり、北海道産のもち米使って「まるで大福」の食感を実現

 大福パンのこだわりは、この生地です。

 道産のもち米をふんだんに使ってまるで大福を食べているかのようなもっちもちの食感を実現。

もちもちの生地の中には"たっぷり"粒あん

 生地の中には、十勝産小豆を使った自家製の粒あんをたっぷり入れました。

 新崎 真倫記者:「生地がもっちり、しっとりしてますね。噛めば噛むほど甘みを感じる生地です」

 千秋庵製菓 中西 克彦社長:「北海道はもち米の生産量が日本一だが、なかなか知られていない。もちを食べる頻度は減ってきていると思うが、大福パンでもちを身近に感じてもらえたら」

パッケージは昭和40年代に使っていたデザインを受け継いだ

 パッケージのデザインにもこだわりが!

 昭和40年代に使っていた当時のデザインを受け継ぎ、どこか懐かしさを感じさせます。

 千秋庵製菓 中西 克彦社長:「特徴のあるパッケージにすることでインスタやSNSに投稿してもらう機会も増えたので、見た目から千秋庵のお菓子に興味を持ってくれる客も増えている」

大人気となっている「生ノースマン」に続き、「大福パン」も新たな北海道ブランドとなるか

 2022年10月からは、大丸札幌店でノースマンの新作「生ノースマン」を発売するなど、新商品の開発を続ける千秋庵。

 大福パンも「北海道のブランド」として定着していくでしょうか。

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