北海道の"スタートアップ"支援 「デジタル・イノベーション・プログラム」の報告会開催 画期的な海難救助システムも
北海道内の自治体などと「スタートアップ企業」が地域の課題解決を目指し取り組んできた、北海道のプログラムの報告会が3月13日、札幌市中央区の道新ホールで開かれました。
道内の自治体や事業者と新興企業の「スタートアップ企業」がタッグを組み、課題解決に向けて実証実験を行う、道の「デジタル・イノベーション・プログラム」。

スタートアップ企業の取り組みを紹介
報告会では、北海道東部の漁業のまち、羅臼町が海難事故での迅速な救助体制の構築を目指し、福岡県内のスタートアップ企業が開発した「GPS発信器を使っての救助訓練」など、実証実験などの成果の発表もありました。

よびもり 千葉 佳祐 社長
GPS発信器による海難救助システムを研究する株式会社よびもり 千葉 佳祐 社長:「いろんな事故へ対応できる、数が増えていくと思うので、使いやすさを改善させていきたい」

札幌市中央区、道新ホールで開催(2023年3月13日)
事業に参加した関係者は、実証実験の結果を活用し今後の取り組みへ役立てていきたいとしています。