転売目的か? オーブントースター盗んだ疑いで建設作業員の男3人逮捕 大型商業施設の防犯カメラに"下見している様子"

男らを逮捕し余罪などを調べている北海道警苫小牧署
北海道・苫小牧市の大型商業施設でオーブントースターを盗んだとして、建設作業員の男ら3人が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのはいずれも23歳の建設作業員で、苫小牧市の男2人と、札幌市東区の男1人の、合わせて3人です。
3人は共謀のうえ2月23日午後8時30分ごろ、苫小牧市の大型商業施設で、段ボールケースに入ったオーブントースターを盗んだ疑いがもたれています。
事件翌日、防犯カメラを確認していた店の関係者が、オーブントースターを持っていく男の姿を確認し警察に通報しました。
警察が防犯カメラなどを詳しく解析した結果、2月28日に実行役の男1人を逮捕。
さらに、犯行直前に現場を下見していた男2人も3月13日に逮捕しました。
実行役の男は警察の調べに対し「店で万引きしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
また下見をしていた男らのうち1人は「やったことに間違いない、弁解もない」と容疑を認めていますが、もう1人は「身に覚えがない」などと否認しているということです。
男らは友人同士で、警察は下見をしていた男2人が実行役の男に盗みを指示したとみて調べるとともに、転売目的だったとみて動機などを追及しています。
また防犯カメラには、飲み物などほかの商品を盗むところも映っており、余罪についても詳しく調べています。