「子グマが座っていた」 「川に黒い物体」 "冬眠終えた"か?厚真町と中標津町で出没情報 北海道でクマ目撃相次ぐ

クマ出没の注意を呼びかける北海道警苫小牧署
北海道胆振地方の厚真町と、根室地方の中標津町で2023年3月10日、クマの出没情報が相次ぎ、警察が注意を呼びかけています。
中標津町丸山1丁目付近で3月10日午後4時40分ごろ、車で中標津橋を走行していた女性が、標津川を南から北へ歩くクマ1頭を目撃しました。
女性は30分後に「川に黒い物体がいて、1メートルぐらいなのでクマではないか」と警察に通報しました。
警察は付近の住民に注意を呼びかけています。
一方、厚真町共和付近では10日午後4時50分ごろ、家族と車に乗っていた20代の女性が、国道と道道が交わる交差点付近で「子グマが座っていた」と、110番通報がありました。
クマは体長1メートルほどで、道路脇にいたとみられています。
付近に民家はありませんが、警察は冬眠明けのクマが活動を始めた可能性もあるとみて警戒しています。