ニセコ町が「宿泊税」導入へ 来年度にも条例制定の方針 倶知安町に続き"北海道で2例目" 約2億円の税収見込む
北海道後志地方のニセコ町が「宿泊税」の導入に向け、条例を制定する方針を固めました。
導入されれば、北海道で2例目です。
ニセコ町はホテルなどの利用者から「宿泊税」を徴収するため、2023年度にも条例を制定する方針です。
税率は、同じニセコエリアで2019年北海道で初めて「宿泊税」を導入した倶知安町の「2%」にあわせる予定です。

宿泊税で約2億円の税収か
ニセコ町は以前から導入を目指していましたが、コロナ禍で宿泊客が激減し、検討を中断していました。
2022年10月から入国規制が大幅に緩和され、インバウンドが回復傾向にあるため、環境が整ったと判断したということです。
ニセコ町にはコロナ前、年間約50万人が宿泊していて、町では「宿泊税」の導入で約2億円の税収を見込んでいます。