【速報】人気者のホッキョクグマ ミルクが死ぬ オスと繁殖同居中に襲われる これまで200回以上"同居"で異状なし 釧路市
北海道釧路市の釧路市動物園で3月1日、ホッキョクグマのメス、ミルクが死にました。釧路市動物園が2日に公表しました。
ミルクは2012年、秋田県の男鹿水族館GAOで生まれた10歳のメスで、2014年1月に釧路市動物園に来園し、2018年からオスのキロル(14歳)との繁殖を目的として同居を開始。

ホッキョクグマのミルク(左)とキロル(提供:釧路市動物園)
2023年も6年目の繁殖同居をしていました。
釧路市動物園によりますと、最初はじゃれあっていた2頭でしたが、オスのキロルが突然、ミルクにかみつき、襲いかかるという「不幸な事故」により、ミルクが死んだということです。

ホッキョクグマのミルク(左)とキロル(提供:釧路市動物園)
2頭は、2018年以降からこれまでに、200回以上の繁殖同居をしていたということです。
同動物園では、「再発防止に向けて慎重に検討を重ねてまいります」とコメントを出し、当面、キロルの展示は中止するということです。

ホッキョクグマのミルク(釧路市動物園、2015年2月ごろ)
来園者への献花台は、2日午後から園内のレストハウスに設置される予定です。
(動画は、2015年2月のニュース映像からです)