「携帯電話のGPSが何時間も動かず電話に出ない」野塚岳で登山客が遭難…救助隊が男性発見するも死亡確認
北海道東部の広尾町の野塚岳で登山客の男性が行方不明になり警察が捜索したところ、心肺停止状態の男性が発見され、死亡が確認されました。
行方不明になっていたのは一人で野塚岳を登っていた帯広市の60代の男性です。
2月27日午後3時ごろ、男性の家族から「朝から野塚岳に登っているが携帯電話のGPSが何時間も動かず、電話にも出ない」と警察に通報がありました。
野塚岳の登山口には男性の車があり、道警は2月27日、上空からGPSが示す山の中腹あたりを捜索しましたが見つかりませんでした。

山岳遭難救助隊7人が捜索
2月28日は道警の山岳遭難救助隊7人が捜索したところ、午前8時ごろ心肺停止状態の男性が発見され、死亡が確認されました。
警察は、男性の身元の確認を進めています。