【資源ごみから1000万円】「徒歩で移動中、新聞紙にくるんだ1000万円を落とした」新たに1件の問い合わせ 計12件に

果たして持ち主は?(写真はイメージ)
札幌市北区で1月、資源ごみの中から見つかった現金1000万円に関する問い合わせは、新たに1件増えて、2月28日までに計12件が寄せられています。
札幌市北区の資源ごみ回収施設で、1月30日に見つかった持ち主不明のままの現金1000万円。
2月28日午後1時半現在、警察には新たに1件の問い合わせがあり、計12件の相談が寄せられました。
新たな1件は27日に市内在住の男性から電話で札幌北署に寄せられました。
男性は1月に「車で買い物に出て西区まで行って、駐車場から徒歩で移動中、新聞紙にくるんだ1000万円を落とした」と話していて、遺失届をだしたということです。
警察によりますと、現時点で、特定につながる情報はなく、依然として持ち主は特定できていません。

【資料】資源ごみ回収施設
現金1000万円は、札幌市の委託業者が手稲区と西区から回収した牛乳パックなどの資源ごみの雑紙を分別していたところ見つかりました。
現金1000万円は、3か月が経過する4月30日までに持ち主が判明しない場合は、5月1日以降、
拾い主である札幌市が受け取ることができます。
札幌市の秋元克広市長は24日の定例会見で「大変驚いております。仮に札幌市にということになれば歳入、雑入という手続きで進める」と述べました。
北海道内では2022年の1年間で、合計約7億円の現金が拾われ、うち約4億7000万円が持ち主のもとに戻ったということです。
警察は引き続き持ち主を探しています。
【問い合わせ】北海道警札幌北署011-727-0110】