【バレーボール】Vリーグ旭川2連戦 輝く道産子選手「ヴィアティン三重・鳴海宏太」

函館市出身 ヴィアティン三重・鳴海宏太選手(23)
バレーボールVリーグ2部のヴォレアス北海道は2月25日、26日、本拠地旭川市リアルター夢りんご体育館でリーグ戦を戦いました。
(試合結果)
2月25日 ヴィアティン三重 0-3 サフィルヴァ北海道
2月25日 ヴォレアス北海道 3-0 大同特殊鋼レッドスター
2月26日 サフィルヴァ北海道 3-0 大同特殊鋼レッドスター
2月26日 ヴォレアス北海道 3-1 ヴィアティン三重
ヴォレアス北海道は本拠地で連勝を5に伸ばし、V2リーグ首位を死守しました。ヴォレアスと同じくトップリーグ昇格を目指すサフィルヴァ北海道も2連勝を飾り2位につけています。上位2チームが出場できるV1・V2入替戦の出場圏内に北海道の2チームが入っています。
声出し応援が解禁された2連戦で地元北海道出身の選手が躍動しました。2戦ともに先発出場したヴィアティン三重のルーキー鳴海宏太選手(23)は両日ともに2桁得点をマーク。アウトサイドヒッターの選手としては身長181cmと小柄ながら、2月26日のヴォレアス戦では相手のブロックをうまく利用し得点を重ねました。試合後には「北海道での試合はすごい楽しみ。ヴォレアスさんやサフィルヴァさんは高校生の時によく練習試合をさせていただいたということもあり、2チームとVリーグで試合ができるのは本当に嬉しい」と地元での試合を振り返りました。
函館市出身の鳴海選手は、函館桔梗中~北海道科学大学高校~中京大学に進み、2021年に内定選手としてヴィアティン三重に入団。今シーズンはルーキーながらここまで全試合に先発出場し、チームの中心選手として活躍しています。北海道での凱旋試合でありながら、ヴォレアス、サフィルヴァには高校時代、共にプレーした仲間、対戦相手として凌ぎを削った選手が多数在籍しています。「Vリーグで一緒にプレーできるのは、敵ではあるがバレーボールでつながった縁ということで本当に大事している。そこで負けるのは悔しいのでもっともっと強くなりたい」とさらなる成長を誓いました。
高校時代から守備にも定評があった鳴海選手はヴォレアス戦を総括し「誰がどこのポジションもこなせることがヴィアティンの強み。そういう試合展開ができたと思う」自身も攻守にわたりチームをけん引。前回のストレート負けから対策を強化し1セットを奪い、流れを掴んだ場面も多々ありました。「勝ち切れず素直に悔しい」その思いをぶつけるのはリーグ最終戦、再び旭川でヴォレアスとの対戦が待っています。
「最終戦までの試合で勢いづけて北海道に乗り込み最後勝ち切りたい」3月25日、26日旭川市リアルター夢りんご体育館で行われるリーグ最終2連戦。道産子ルーキー、ヴィアティン三重・鳴海宏太選手にも注目です。
【リーグ戦日程 @旭川市リアルター夢りんご体育館】
◇3月25日
10:00~ヴィアティン三重 vs 兵庫デルフィーノ
13:30~ヴォレアス北海道 vs アイシンティルマーレ
◇3月26日
10:00~兵庫デルフィーノ vs アイシンティルマーレ
13:30~ヴォレアス北海道 vs ヴィアティン三重