いじめ防ぐために何ができる?旭川14歳少女凍死 悲劇からまもなく2年 献花台にたくさんの花 再調査と対策は?
2021年3月、北海道・旭川市の公園で女子中学生が凍死した状態で見つかった問題。
遺体の発見からまもなく2年となります。
遺体が見つかった公園に設置された献花台。市民らから手向けられたたくさんの花が並び、クマのぬいぐるみやお菓子なども置かれています。
2021年3月、広瀬爽彩さん(当時14)が公園で凍死した状態で見つかりました。

献花台には多くの花が…
第三者委員会の調査ではいじめがあったことは認定されましたが、死亡との因果関係が「不明」とされ、再調査が行われる事態となっています。
一方、旭川市はいじめが疑われる場合の情報を集約するため、条例の制定などに乗り出しています。

「旭川モデル」を構築し再発防止に取り組むと表明する今津市長
今津 寛介 旭川市長:「条例を待つことなく、できることからしっかりと進めていきたい。4月からは教育委員会と市長部局が一体となって『旭川モデル』を構築して、しっかりと再発防止に取り組みたい」
広瀬さんが14歳という若さで亡くなってから2年。悲劇を繰り返さないため、いじめの防止や早期発見につながる取り組みが求められています。