落下するミサイル…北朝鮮の"暴挙"に沿岸住民・漁師は怒りと不安「死活問題、腹立たしい」「日本も本気で取り組まないと」
北朝鮮は、2月18日に続き、2月20日朝もミサイル2発を発射しました。
相次ぐミサイル発射に北海道の人々に不安が広がっています。
私たちはどうやって生活の安全を守ればいいのでしょうか?

UHB情報カメラより 江差町
これは2月18日夕方、北海道南部の江差町に設置しているUHBの情報カメラが捉えた映像です。
流れ星のように光る物体は数秒間、落下したあと、見えなくなりました。

函館市内(提供:五稜郭駅ライブカメラ)
また、函館市でも光る物体が確認されました。(18日五稜郭駅ライブカメラ)

函館市内(提供:函館ライブカメラ)
市立函館病院やJR函館駅など複数の場所でも、カメラがミサイルと思われる物体を撮影しています。

渡島大島の約200キロ西の地点に落下
斉藤 健太 記者:「北海道南部の江差町です。ミサイルはここから西の方向の海上に落下したとみられます」
防衛省によりますと2月18日夕方、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射し、約1時間後に、北海道南の渡島大島の約200キロ西の地点に落下したと推定されています。

漁業関係者は切実…怒りと不安
住民にも不安が広がっています。
江差町の漁師:「生活の場所がミサイルで脅かされると我々の死活問題、腹立たしい」
江差町民:「危険ですよね。考えていることが分からない。日本としては本気で取り組まないと」

20日も対応に追われる北海道庁
そんな中、北朝鮮は20日もミサイル2発を発射。
日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと見られます。
北海道などによりますとこの3日間で人や船などへの被害は報告されていないということですが、北朝鮮の"暴挙"は止まりません。