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【バレーボール】ヴォレアス 北海道ダービー敗戦の翌日 苦戦するも底力見せる

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北海道ダービー敗戦から翌日の試合

笑顔を見せるヴォレアスの選手たち

 バレーボール・Vリーグ2部のヴォレアス北海道は、2月12日(北ガスアリーナ札幌46)にきんでんトリニティーブリッツと対戦し3-1で勝利しました。前日サフィルヴァに公式戦初黒星を喫していたヴォレアス。北海道ダービーから3人のスタメンを入れ替えて試合に臨みました。

 第1セットはサイドアウトが続く展開。しかし、20点以降サーブミスやレシーブが乱れセットを奪われてしまいます。レフトの酒井駿選手は「相手はサイドアウトが強いチーム。サーブで攻めきれず相手が高い決定率を保持していた」とコメント。ミドルブロッカーの樫村大仁選手は「相手のパスが予想以上に返っていて、相手の強みである速いクイックがすごいストレスだった」とやりづらさを感じていました。

 セットを先取されたヴォレアス。第2セット終盤にエド・クラインHCが動きます。スタメンの戸田拓也選手に替えて、身長200cmのマキネン・ペェトゥ選手を投入。するとペェトゥ選手が最初のプレーでブロックポイントを奪い監督の期待に応えます。「ブロックを強化して相手の動きを止めるのが狙いだった」というエドHCの采配が見事的中。そこからリズムを掴んだチームは本来の実力を発揮しセットを奪い返します。

 最終的には12本のブロックポイントを奪うなど、昨シーズン王者の底力を見せたヴォレアスが見事な逆転勝利を収めました。

司令塔 山岸選手 トスワークに関しては「あんまり覚えてないです。(笑)」

試合終了後の記者会見 左から酒井選手、樫村選手、山岸選手、田城選手

 1部リーグでの経験を持つセッターの山岸隼選手は、試合終了後の会見で「第1セットはブレイクが出来なかった。相手はコミットブロックが多くて、クイックにすごくプレッシャーをかけてくる。なのでそこを外して攻撃できるように意識した」と冷静に振り返りました。

 攻撃の調子を取り戻した2セット目以降のトスワークに関して質問が飛ぶと「あんまり覚えてないです。(笑)でもBパスからのクイックを田城さんに一本使ったりした。1セット目と同じ攻撃をしていたら、やっぱり相手も対応してくるので、そこはすごい考えた」と答えました。

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