陸別町 全国で最も低い氷点下29.1℃観測 上空の寒気と放射冷却の影響 厳しい冷え込み続く北海道
2月10日朝の北海道は、上空の寒気と放射冷却の影響で東部を中心に厳しい冷え込みとなりました。
牛の毛に霜が降りるほど冷え込んだのは、十勝地方の陸別町です。
全国でもっとも低い氷点下29.1℃を観測しました。

氷点下29.1℃の冷え込み(北海道陸別町=2月10日朝)
北海道内は、上空の寒気と晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、枝幸町歌登で氷点下28.1℃、西興部村で氷点下27.4℃など、道東を中心に道内25地点で今季一番の冷え込みとなりました。
日中も平年より5℃前後低く、真冬の寒さが続く見込みです。