知人女性を売春目的で男性に引き合わせていたなどとして逮捕された北海道夕張市消防の消防士の男が、女子中学生にいかがわしい行為をした上、スマートフォンで撮影し、児童ポルノを制作したとして、児童買春などの疑いで再逮捕されました。

　児童買春と児童ポルノ禁止法違反などの疑いで再逮捕されたのは、北海道夕張市に住む夕張市消防の消防士、川口泰我容疑者（24）です。

　警察によりますと、川口容疑者は2022年12月14日、札幌市内のホテルで、現金を渡す約束をして、当時14歳の女子中学生を呼び出し、いかがわしい行為をした上、スマートフォンで撮影し、児童ポルノを作成した疑いです。

　調べに対し、川口容疑者は「今は混乱しているので何も言えません」と容疑を認めていないということです。

　川口容疑者は2022年12月、札幌市内のホテルで知人女性を、売春目的で不特定の男性に引き合わせ、いかがわしい行為をさせたとして、売春禁止法違反の疑いで逮捕されています。

　警察によりますと、売春防止法違反の疑いで逮捕した際に押収したスマートフォンの中に動画が記録されており、利用していたアプリの履歴で被害者を特定したということです。

　女子中学生とは当日に初めて会っていて、面識はなかったということです。

　警察で余罪を含め、さらに詳しく事情を聴いています。