カーリングの日本選手権(北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール)は2月5日、女子決勝を行いロコ・ソラーレがSC軽井沢クラブを7対5で下し連覇を達成、世界選手権の代表を獲得しました。

　連覇がかかるロコ・ソラーレは初の決勝進出のSC軽井沢クラブと対戦。序盤にカーリングでは不利とされる先攻で得点を重ねます。

　リードを広げたロコ・ソラーレは第８エンド。吉田知那美選手が相手ストーンを一気に２つ弾き出すなど相手の反撃の芽をつみます。

　オリンピックのメダルやワールドツアー最高峰のグランドスラム制覇と偉業を重ねるロコ・ソラーレはチーム初の日本選手権連覇を達成し、来月行われる世界選手権の切符をつかみました。

　優勝で大会を終えた藤澤選手に大会前には“秘密”としていた今大会のテーマ・目標について聞きました。

　藤澤選手はー

　「“グッド・ムード、グッド・テンション”という目標にしていた。日本選手権の直前に出場したグランドスラムで、初めてグランドスラムの決勝という舞台だったがJDリンドコーチから“チーム全員が良い雰囲気、そして良い緊張感のバランスが試合前からできていて、そういう雰囲気でこの日本選手権も臨んでほしい”というような言葉をかけてもらって、この目標にした。結果的にすごく良かった」。

　女子決勝
　ロコソラーレ　12102 0100X | 7
　ＳＣ軽井沢ク　00020 2001X | 5