「さようなら藤丸さん」122年の歴史に幕 帯広市の老舗百貨店 最後の別れ惜しむ
道東唯一の百貨店で"藤丸さん"の愛称で長年親しまれてきた帯広市の「藤丸」が1月31日、122年の歴史に幕を下ろしました。
藤丸 藤本長章 社長:「本当に長いあいだ頑張ってくれて、ありがとうございました」

客や従業員に感謝の言葉を伝える藤本長章社長
31日は午後7時から閉店セレモニーが行われたあと藤本長章社長や従業員が来店客を見送りました。
藤丸は1900年に呉服店として創業、営業を続けてきましたが売り上げが低迷し、閉店することになりました。

多くの買い物客が別れを惜しんだ
そして午後7時半すぎ別れを惜しむ人達が見守る中シャッターが下ろされました。
藤丸の建物は帯広市の自動車販売会社の親会社とベンチャー企業が立ち上げた新会社が屋号を引き継ぎ再建することが決まっています。