【カーリング】連勝スタートのロコ・ソラーレ2試合で33得点…日本選手権

白星発進のロコ・ソラーレ藤澤五月選手 写真:(C) JCA IDE
1月29日に開幕したカーリングの日本選手権(北見市常呂町、無観客)。今月、アジア勢で初めてグランドスラムを制したロコ・ソラーレは同日の初戦(対SC軽井沢)を15対4、30日の第2戦(対チーム広島)を18対0と圧倒的な勝利で発進2連勝です。
ロコ・ソラーレは29日の初戦、第1エンドからエンジン全開、いきなり大量4得点でスタートすると“スゴ技”を連発します。
第4エンドの吉田知那美選手、相手ストーンを2つ一気に弾きだすダブルテークアウト。
スキップの藤澤五月選手は笑顔も見せながらラストストーンを完璧に投げ続け、得点を積み重ねていきます。
さらに第8エンド。吉田知選手はガードストーンを縦に飛ばして弾き出すランバックを鮮やかに決めます。
完璧なドローを重ねた藤澤選手も最後はテークショットを披露。圧勝で白星発進。
30日午前の試合も勝利して2試合、合わせて大量33得点。2連勝です。
■ロコ・ソラーレの試合結果
29日 15対4 vs SC軽井沢クラブ
30日 18対0 vs チーム広島
■藤澤五月選手の話(29日)
「まずは目の前の1つのショットに集中できるように自分たちの戦い方、自分たちの雰囲気を楽しみながらやれば必然的に結果につながるんじゃないかなっという気持ちでやっていきたい」。
■吉田知那美選手の話(30日)
「やりたいカーリングをやることを大前提に、そしてなおかつ勝つこと。バランスを考え“無理しない”とか、序盤から“今はいける”となると得点を重ねられるときもある。そういう緩急は今シーズン上手になったと思う」。