清宮幸太郎 昨季より"倍増"の40ホームランも実現可能? ファイターズ新球場の"隠された"ヒミツを分析 北海道

エスコンフィールドのフェンス
2022年シーズンは、キャリアハイとなる18本のホームランを放った北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手(23)。
2023年はさらにその数を増やす事が期待できそうだ。
その理由は…、2023年に開業するファイターズの新たなボールパーク「エスコンフィールドHOKKAIDO」(北海道北広島市)にある。
フェンスの大部分は、高さが約2.8m。
一方、2022年までの本拠地札幌ドームは約5.8mと、プロ野球12球団の本拠地で"一番の高さ"だった。

身長約160cmの石野智子アナが横に立つ
清宮選手が昨シーズンに札幌ドーム"フェン直"だったヒットは11本。
"約3mも低くなる"エスコンフィールドでは、さらにホームランを放つことは間違いなさそうだ。
フェンスの高さを比べてみると歴然。
現役時代"可愛すぎるスラッガー"と呼ばれ活躍した元ファイターズ選手の谷口雄也さんから出た一言が…
ファイターズ球団職員 谷口 雄也さん:「清宮選手のホームランは、昨シーズンの倍以上、40本は出るのではと期待しています」

打球が当たれば、どちらかに飛ぶか予測しづらい?
さらに、グラウンドの形も独創的だ。
センターにある角張ったフェンス。
エスコンフィールドは、札幌ドームのような左右対称の扇型ではなく、両翼の長さが微妙に違う「左右非対称」になっていて、ボールの跳ね返る方向が予測しづらい形になっている。
外野手は、このフェンスに対応する守備力が必要になりそうだ。
ファイターズ球団職員 谷口 雄也さん:「(フェンスに打球が当たれば)センターだけじゃなくて、レフトやライトがカバーに行く。選手たちも慎重に確認しながら守備をすると思います」

新球場は扇形ではなく「左右非対称」
また、「"全員"が2つ先の塁を狙うチャンスがある」
ファイターズでは五十幡亮汰選手(24)や上川畑大悟選手(26)など、俊足の若手選手も多くいる。
札幌ドームでは見られなかった「ランニングホームラン」も見られるかもしれない。
球場が変われば野球も変わる。エスコンフィールドHOKKAIDOはグラウンドにも注目だ。