電気代高騰がとまらない!暖房費だけで8万円近くに…年金だけになったら一戸建てにはもう暮らせない 灯油ストーブでしのぐ日々
北海道電力が1月26日、電気料金の値上げを発表した。そんななか電気料金を巡り、悲鳴に近い声が北海道で上がっている。

「金額を見て何かの間違いだと思った」
札幌市内の一戸建て住宅に住む女性が番組に寄せてくれた暖房費の請求書。なんと暖房費だけでなんと7万9千円…
主婦は:「金額の大きさに何があったんだろう、何かの間違いじゃないかと思いました」

暖房と給湯には電気を使用
そう言うのは、札幌市内の一戸建て住宅に夫婦2人で暮らす60代の女性。
暖房は電気を使ったセントラルヒーティングで、2022年の同じ時期と比べ、1万4千円ほど値上がりしている。

暖房は灯油のポータブルストーブへ
電気代を抑えるために、どんな工夫をしているのか。
主婦は:「電気を使わない灯油のポータブルストーブを使って暖をとってます。さらにお風呂のお湯も少なくしました。結局それも電気で沸かすので」

風呂のお湯も少なくした
入浴は、少なく張ったお湯に寝そべるように入り、玄関前の電気式ロードヒーティングも使用をやめた。
雪かきを夫婦で行うが、60代の2人にとっては腰への負担が大きいという。
今は貯蓄があるから何とか頑張れるものの、年金だけになったら、とても一戸建てには暮らせないと肩を落とす毎日だ。