今季最強"寒波"襲来…猛吹雪による"ホワイトアウト"で交通事故も JR&空の便"運休・欠航"相次ぐ
今季最強の寒波が北海道内に猛威を振るっています。
1月25日の北海道内は、日本海側を中心に見通しの全くきかない猛吹雪になっていて、事故なども相次ぎました。
1月26日にかけて警戒が必要です。
古澤 哲也 記者:「非常に強い風が吹いていて立っているのもやっとです。また海もこの風の影響で非常に荒れています」
冬の嵐となった1月25日の北海道内。
留萌市では、最大瞬間風速27.6メートルを観測。
見通しが全く聞かないホワイトアウト状態に。

北海道内は大荒れ…"ホワイトアウト"も
札幌市でも、明け方は、地吹雪で見通しの悪くなる時間がありました。
福本 義久 アナウンサー:「岩見沢の国道12号線です。ホワイトアウトにより、前方の車もハザードランプを点滅させながら走行しています」
また、各地で事故も相次ぎました。
熊坂 友紀子 記者:「トラック複数台が絡む事故が発生しています」
札幌市と当別町にかかる「札幌大橋」付近では、午前10時前トラックなど9台が絡む事故が発生。

トラックなど約10代が絡む事故も発生
一方、この寒さで札幌市内では車のバッテリーが上がるトラブルが相次ぎました。
救助要請した人:「JAFに電話がつながらなくて。久しぶりの寒さが身に染みています」
JAFの救助出動は続きます。
JAF 特別支援隊員 揚野 友貴さん:「寒いと(バッテリーが)上がりやすい。バッテリーが弱っていると寒さでとどめを刺される」
救助要請した人:「もう嫌ですね。仕事にも行けない」
寒さが続く1月26日も注意が必要だといいます。
JAF 特別支援隊員 揚野 友貴さん:「(車の)埋まることは少ないが、バッテリー上りが多くなりそう」
一方、JRは札幌市と新千歳空港とを結ぶ快速エアポートなどあわせて344本が運休しています。
1月26日も110本の運休が決まっています。
空の便では新千歳空港を発着する76便が欠航しています。