北海道電力は、国による認可が必要な「家庭向けの規制料金」の値上げを、早ければ、1月26日にも経済産業省に申請する方針を固めたことがわかりました。

　値上げが実施されるのは6月ごろになるとみられています。

　関係者によりますと、値上げの対象となるのは、約240万戸が契約する家庭向けの「規制料金」と呼ばれる料金プランです。

　北電は早ければ26日にも、経産省に値上げを申請する方針です。

2014年以来の値上げへ

　値上げには国の認可が必要で、実施時期は6月ごろになるとみられています。

　燃料費の高騰や円安などの影響で、北電の2022年度の経常損失は約700億円の赤字となる見通しで、北電は電力の安定供給のため今回の値上げを決めました。

　家庭向けの規制料金の値上げが認められた場合、2014年以来の値上げとなります。